【厳選】パソコン操作が一気に快適に!ショートカットキー入門で時短せよ


ショートカットキーをご存じでしょうか。
いくつかのショートカットキーを知っているだけで、パソコン操作がずいぶん快適になり、仕事の時短になります

ショートカットキーとは、そもそもはマウスというものが存在しなかった時代の名残で、キーボードでいろいろと便利な操作ができる隠れ技みたいなものです。

私は正直ショートカットキーオタクで(←気持ち悪い)、マウスを使用せずにキーボードだけでほとんどの操作ができますw
そこまではしなくても、頻用のものを覚えるだけでも仕事がはかどりますよ

また私はWindowsユーザーなので、紹介するショートカットキーはすべてWindows向けのものです。
マックユーザーの方は・・・知りませんw
いくつかのショートカットキーは共通or類似ですが・・・

■用語の解説

以下でウィンドウやらWindowsマークやらを連呼します。
それらが何かを理解していないとちんぷんかんぷんですので、まずは用語を整理します。

◎ウィンドウ


↑これのことです。
言葉で説明しにくいんですが、これです。

◎Windowsマーク、Ctrl、Altなど


キーボード上のボタンです。主要なものを赤丸で囲いました。
メーカーによって少し配置が異なることがあります。

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では、用語の基本をふまえた上で、以下のショートカットキーをみていきましょう。
超便利なものばかりを厳選してあります。

■①コピー

「Ctrl + C」

かなりメジャーなので、御存じの方も多いと思います。
文字を選択した状態でこのショートカットキーを押すと、その文字がコピーされます。(「クリップボード」という場所にコピーされます)

その後、貼り付け「Ctrl + V」を続けることで、好きな場所に同じ文字を簡単に貼り付けることができます

「C」はcopyのCと覚えましょう。

■②切り取り

「Ctrl + X」

コピー「Ctrl + C」の応用版です。
コピーでは元々の文字に変化はありませんが、切り取りでは元々の文字が消えてしまいます。

貼り付け「Ctrl + X」との合わせ技で、元々の場所から新しい場所に移動させることが可能です。

Xはハサミのマークを思い浮かべるとよいでしょう。

■③貼り付け

「Ctrl + V」

クリップボード上のものを、好きな場所に貼り付けることができます。
「コピー&ペースト」「コピペ」などの愛称で有名ですね。
だいたいは、上述のコピー「Ctrl + C」や切り取り「Ctrl + X」と併用します。

「V」はキーボード上の「C」の横だかららしいです。ショートカット併用時に、指の動きが最小限で済むからだと思われます。

■④デスクトップ画面に戻る

「Windowsマーク + D」

どんな画面を表示していても、このショートカットキーを押せば一発でデスクトップ画面に戻れます
デスクトップ画面に頻用のフォルダやファイルを置いてある場合に便利ですし、他人にあまり見られたくない作業をしている最中、人が来ればとっさにこのボタンを押せば作業内容はばれません。

「D」はもちろんDesktopのDからきています。

■⑤ウィンドウの切替

「Alt + Tab」

デスクトップ画面に戻る以外にも、複数展開しているウィンドウを切り替えることもできます。
2つ以上の操作を同時でしている場合なんかには、わざわざマウスを握らなくても簡単にウィンドウを行き来することができます

「Alt」は形容詞「alternate」(=代わりの)が由来です。
記憶の一助になりますね。

■⑥ウィンドウを閉じる

「Ctrl + W」
「Alt + F4」

わざわざマウスで、ウィンドウ右上の「×ボタン」を押さなくたって、一瞬でウィンドウを閉じることができます
たいていは 「Ctrl + W」で大丈夫ですが、一部「Alt + F4」でないといけないものがあります。
またひとつのアプリケーションの中でたくさんウィンドウやタブを開いている場合は、「Alt + F4」なら一気にすべてを消すことができます。

応用技として、デスクトップ画面に戻る「Windowsマーク + D」の後に「Alt + F4」を押すことで、パソコンを一瞬でログオフ・終了・再起動することも可能です。
2秒かかるかかからないかぐらいで、パソコンをシャットダウンできます。

「W」の由来はよく分からないんですが、いざ左手でショートカットを入力しようとすると、指の場所的に押しやすいのがよく分かります。利便性ありきの配置なのかも。
「F4」に関しても、あまり大きな意味はないようです。

■⑦ウィンドウの移動・サイズ変更

「Windowsマーク + ←」
「Windowsマーク + →」

大きな画面を使っている時なんかには、ディスプレイの広さを最大限利用したいものです。
そんなときに「Windowsマーク + ←」「Windowsマーク + →」を押せば、選択中のウィンドウが右半分・左半分に変形してくれます
WebサイトやWordファイルは、縦長のほうが見やすいです。しかしディスプレイは横長です。
そこでこのショートカットキーを使うことによって、見やすさを損ねることなく、ディスプレイの表示範囲を有効活用することができます

「Windowsマーク + ↑」
「Windowsマーク + ↓」

同様に、「↑」「↓」の上下矢印を組み合わせると、ウィンドウの最大化・最小化が可能です。
これも合わせて覚えておけば、複数の作業を並行していても、ディスプレイ表示は思いのままです。

このコマンドは、「ウィンドウズマーク」に矢印をつけるだけなので、直感的に覚えられますね。

■⑧新規タブ (ウェブブラウザで)

「Ctrl + T」

Internet ExplorerやGoogle Chromeなどのウェブブラウザを利用するときに、 「Ctrl + T」を押すことで新しいタブを開くことができます。

今見ているページを残したまま、新しいサイトにアクセスすることができます
私がウェブブラウザを使うと、タブだらけになりますw

「T」はもちろん、TabのTです。

■⑨消したタブを復活

「Ctrl + Shift + T」

タブだらけになっていると、間違って見たかったページを消してしまったりします。
あるいは意図的に消した後でも、もう一度見たいページが出てくることもあります。
そんなときにこのショートカットキーを使うと、消したタブが順番に復活します。

上述の「Ctrl + W」の反対バージョンですね。
「Ctrl + W」 ⇔ 「Ctrl + Shift + T」 で、タブも自由自在に操れます

■⑩別タブで開く

「Ctrl + クリック」

あるホームページをみている最中に、リンクをクリックするとします。
するとページがそのままリンク先に移行してしまいますが、元々のページも残しておきたい時もあります。
そんなときはCtrlボタンを押しながらリンクをクリックすることで、新しいタブにリンクを開くことができます。

これ、地味に便利です。パソコンでこのサイトをみるときも、Ctrlを押しながら次の記事に行けば元々見ていた記事の流れを切らずに済みます

■⑪別ウィンドウで開く

「Shift + クリック」

上の「Ctrl + クリック」 では別タブで開きましたが、その派生で 「Shift + クリック」 を押すと、別ウィンドウでリンク先を開くことができます

別ウィンドウで開いて、 「Windowsマーク + ←」「Windowsマーク + →」あたりを併用すれば、あっという間にディスプレイに複数のウィンドウを展開することができますね。

■⑫文字の検索

「Ctrl + F」

これ、地味に時短効果が最強です。
探したい文字を一瞬で割り出すことができます
どんなに長い文章でも大丈夫です。

たとえばこのページを開いた状態で、「Ctrl + F」 を押して「コピペ」と打ち込み、Enterキーを押してみて下さい。

WordでもPdfでもこのショートカットキーは使えます。
膨大な量の論文を読む場合でも、キーワードを打ち込めば要領が格段に良くなります

「F」は「Find」(見つける)で覚えられますね。

■⑬パワーポイントで発表

「F5」
「Shift + F5」

医師に限らず、パワーポイントファイルを使いながらプレゼンする機会って多いですよね。
そんなとき、一瞬でスライドショー(発表用の画面)に切り替えることができるのがこのショートカットキーです。

「F5」であれば、初めから
「Shift + F5」であれば、当該ページから

プレゼンテーションを始めることができます。
もたもた何箇所もクリックするより、発表がずっとスマートに始まります

■おすすめショートカットキー まとめ

いかがでしょうか。
言葉で書くと難しいかもですが、百聞は一見に如かず。
とりあえず使ってみると、動きが理解できると思います。

ここで載せたショートカットキーが、普段使用しているうちの大半を占めます。
実はほかにもたくさんあるんですが、とりあえずこれだけ覚えておけば、パソコンライフがずいぶん快適になります
うまく時短して、無駄な時間を削りましょう

丸暗記するのも大変なので、由来なんかも加えてみました。
何事も、丸暗記ではなく理由を考えながら覚えると、記憶の定着がよくなります

また、お気づきの方もおられると思いますが、こうしたショートカットキーのテクニックは複数の作業を並行している時にとくに便利です。
したがってマルチディスプレイ環境との相性は最高です。
大きな画面を複数使いながら、ショートカットキーを駆使すれば作業は爆発的に進捗します

私は腰を据えたPC作業は、なるべく家でします。
同じ時間をかけても、パフォーマンスが全然違うので

デュアルディスプレイのすすめ

 

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