【秘伝】留学無しでも英語は話せる:英検1級に海外経験の無い高校生が合格できた、とっておきの勉強法


■英語とは無縁のド田舎出身の私でも、英語ができる・話せる

私は日本生まれの日本育ちです。
出身はとあるド田舎で、地元にいた頃は外国人なんて見たことがありませんでした
しかし、実は大学受験を受ける頃には、すでにかなり英語ができるようになっていました
(自分で言うのはちょっとイタいですがw)

具体的には、高校三年生の時点ですでに英検1級に合格していました。

大学入学後しばらくは、とくに英語関係の試験を受けていませんでした。
ただ留学の際にTOEFLIELTS(TOEFLのイギリスバージョンと思ってもらえればよいです)のスコアが要求されたので、必要に迫られて受験しました。

大学4年生でTOEFL iBTは108(120点満点)IELTSは8.0(最高9.0)でした。

留学先に提出するまでに時間的余裕がなく、いずれも過去問を数回解いただけでこのスコアでした。
貧乏学生でしたから、もちろん留学するまで海外には行ったことがありませんでした

これらのスコアは帰国子女には敵いませんが、日本人、まして海外経験の一切ない者にしては相当高スコアだということが、英検やTOEFL、IELTSを実際に受けた方はよくわかると思います。

また、いかなるテストも固有の「コツ」がありますから、それをブラッシュアップして対策すればさらなる得点アップも見込めるでしょう
普段の医学部の授業や部活動、アルバイトもしながらでほとんど対策せずに受験したので、まだスコアは上積みできると思います。

実際のところ、初めての留学でも「英語圏に何年住んでいたの?」と何度も何度も聞かれました
多少のお世辞はもちろんあるにせよ、まったく思っていないことを何度も言ったりはしないでしょう。

自分としても、現地で出会った海外在住数年の日本人医師・研究者と比較しても、自分の方が英語運用能力に関しては勝っているなと思いました。

 

海外経験がない人でも、英語を効率よく上達させることは可能です。
上述のように英語の学習方法に関しては、いくつかの哲学や方法論が自分の中でも確立されてきました。
そのエッセンスを今回の記事では紹介します。

■英語学習の2本柱 ①リスニングとスピーキングを鍛える


英語は「言語」
です。
英語圏の赤ちゃんは、母国語として英語が自然と上達していきます。

それはなぜか?

日常的に英語が耳に入り、親の言う英語を口に出して真似るからです。
学校に入って「あいうえお」(アルファベット)を習う前から、子供はみんなすでに母国語を使って他人と会話できるようになります。

文法も、もちろん学校で習うわけですが、習う前から経験的に少しずつ、自然と身に付いていきます

日本の英語教育はリーディングからスタートしますが、言語学習は本質的にはリスニング・スピーキングから始まります
そうやって私たちも日本語を習得してきたはずです。

言語を学習しようと思えば、リスニング・スピーキングは最優先されるべきです。

■英語学習の2本柱 ②語彙力を鍛える


言語学習の本質はリスニング・スピーキング
にあります。
しかし学習をさらに効果的にするものとして、語彙があります。

究極的には、語彙さえあれば会話は成り立ちます

たとえば今、日本語を学んでいるアメリカ人が目の前にいるとします。

彼が「空腹、行く、食事、外」と発言したら
あなたは「お腹が空いたから、外にご飯を食べに行く/行きたい」と分かるはずです。

I am hungry and want to eat out.
を、彼は単語の意味だけを日本語に訳して並べただけです。
語順も英語のままですね。

それでもちゃんと伝わるんです。
結局、文法が分かっていなくても、少々使い方が間違っていても、豊富な語彙力はそれを凌駕します

相手の話を理解するにも、その単語をそもそも知っていないと聞きとることができません
知らない単語を、耳から入れることはできません。

したがって、語彙は言語習得を強力に下支えしてくれる武器なのです。

■「速読英単語」シリーズ:英語学習の2本柱を同時に鍛える素晴らしい教材

上述の通り

①リスニングとスピーキングを鍛える
②語彙力を鍛える

この両者が、英語学習、もっと言えば言語学習の最重要ポイントだと私は思っています。

そしてそれを一度に効率よく鍛えることができる教材・勉強法に、私は高校1年生の時点ですでに出会っていました。
高校1年生で出会えたからこそ、私は英語力を早い段階で高めることができたのです。

その教材とは「速読英単語」シリーズです。
大学受験教育で名高い、Z会からの出版です。

「速読英単語」シリーズには、入門編必修編上級編の3部があります。

英語レベルごとのおおよその目安は・・・

入門編:中学校レベルの英語は大丈夫な人
必修編:中学レベルは超えてるけど、センター試験はまだ難しい人
上級編:センター試験もそこそこ解ける人

です。

私は高1のたしか5月ごろに入門編に出会い、それ以降入門編・必修編・上級編をエンドレスでリピーティング・シャドーイング(後述)していました。
数えきれないほど繰り返しましたね。

派生として「速読英熟語」もありますね。

 

このシリーズの特徴ですが、まずはじめに英語の長文が出てきます
そこに新出単語がちりばめられていて、それを後から単語集としてピックアップしていく形です。

ふつうの単語帳はいわば千本ノックですから、サクサク進みます。
それに比べ、長文からスタートする本書は仕上げるのに時間がかかります

しかし短い例文だけの単語帳と比べて、圧倒的に記憶への定着がいいです。
長期的なコストパフォーマンスは、他の単語帳よりもずっと高いと経験的に思います。

そして文脈から理解することは、その単語の実際の使われ方や前置詞などとの兼ね合いも含め、「生きた英単語」として習得していくことが出来ます。

では、実際の使い方を以下にまとめます。

■リピーティング・シャドウイングは最強の英語学習方法

「速読英単語」シリーズには、それぞれの編ごとに別売りのCDがあります。

これを必ず合わせて買いましょう
(本来なら標準で付属しておいてほしいところですが…)

言語とは、音声です。
言語は、記録・伝達のために文字ができるよりも前に、音声として生まれています
語学の習得において、耳を使わないというのはありえないことです。

そもそも、記憶は複数の感覚を使った方が効率が良くなります
目だけで学ぶよりも、耳を使って・口を使って学習するほうが、英語に限らずいかなる学問でも学習効果が高まります

少し脱線しますが、この記憶テクニックは池谷先生 (有名な脳科学者) も著書で述べられています。

 

そして、そのCDを用いて私が実践したのはリピーティング・シャドウイングです。

リピーティングは、CDと一緒に(同時に)本文をそのまま音読すること
シャドウイングは、CDが読んだ後に、一人でそれを再現して音読すること

です。

これにより、新出英単語とともに、英語の息遣い・文脈・実際の文面が自然と体に入ってきます
発音のイントネーション、アクセントの位置、どの前置詞を使うのか、抑揚の付け方・・・すべてが自然と身に付きます
何度も何度も行うことで、ネイティブスピーカーのナレーションが、そのまま自分のものになります

これを私は高校1年生の早い段階から、ずっと繰り返し続けました
その結実が「英検1級」です。

「速読英単語」シリーズを何度も繰り返しリピーティング・シャドウイングすることで、語彙力・リスニング力・スピーキング力、さらには生きた英語の使い方を同時に・一挙に、効率よくマスターすることができました

この学習方法が私の英語力の根幹を成していると思います。

もちろん英作文のテクニックもあります。
読解問題のテクニックもあります。
文法も、細かいところはいろいろあって、正しく・美しく英語を操ろうと思うならば、それに特化したエフォートを割く必要はあります。

しかし、一番大事な部分・エッセンスはやはり、語彙力・リスニング力・スピーキング力に集約されます

■英語を話せるようになって得たもの


英語を効率よく習得する勉強法に早い段階で気付けた
こと、それにより英語が私にとって「勉強科目」ではなく「コミュニケーションツール」になったこと。
これが私の人生にとって大きな転換点となりました。

医学部に合格したのも英語の点数でリード出来たことが大きいし、大学時代も海外留学を通して自分の可能性が広がりました
医師になってからも、英語論文の読み書き能力・英語で書かれた優れた教科書へのアクセス・海外学会でのプレゼンテーションなど、他の医師と比較して大きなアドバンテージを感じています

私はよくネイティブの人に「君の英語は、アナウンサーが話しているみたいに聞こえる」と評されます。
これは速読英単語のCDのナレーターの発音・イントネーション・話し方を私が完全習得したからです。

日本人が苦労しやすい前置詞だって、不自由なく使えるようになりました。

【英語学習】苦手な前置詞を克服せよ!英語の前置詞の勉強法

英会話教室なんて存在しないど田舎で、たった数千円のコストで、やり方次第でここまで英語力を高めることができるのです。

「速読英単語シリーズ」を使って、リピーティングとシャドウイングを繰り返す

これが、私が実践した英語学習法です。

勉強はいつから始めても遅くありません

入門編:中学校レベルの英語は大丈夫な人
必修編:中学レベルは超えてるけど、センター試験はまだ難しい人
上級編:センター試験もそこそこ解ける人

↑このレベル目安を参考に、ぜひトライしてみてください。

私に言わせれば、下手な教材や英会話教室にたくさんのお金を使うより、速読英単語だけを根気よくリピーティング・シャドウイングし続けるほうが、はるかに英語の力が身に付きます
そしてそれこそが、今の私の英語力を支えてくれています

 

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