■若手医師のアルバイト戦略
若手医師にとって、アルバイトを活用した収入の増加は資産形成の基本事項です。
当ブログでも何度か取り上げていますね。
求人数の多いm3や民間医局あたりも非常にいいのですが、おいしいバイトは見つけた医者がなかなか手放しません。
そういう意味では、マイナーなバイト斡旋会社の求人に、時折お宝バイトが眠っていることがあるので、私は複数社の求人をチェックするようにしています。
たとえば
①ドクターキャスト
②MC-ドクターズネット
あたりは最近のお気に入りですね。
機会があれば他にもご紹介します。
■多忙なアルバイトvsまったりアルバイト
アルバイトにもいろいろあります。
健診だったり、病棟管理だったり、外来だったり、様々です。
同じ救急外来でも、忙殺される病院もあればほとんど呼ばれない病院もあります。
その勤務実態に応じて、時給も大きく差があります。
私は眼科医ですから、アルバイトはたいてい眼科外来を選びます。
時給は額面で10000円~17000円くらいのところが多いです。
あるいは寝当直と呼ばれるような「"医師が居る"という事実だけがほしい病院」もけっこうお世話になっていますね。
もちろん急変等あれば対応が必要です、ほとんど起こることはありませんが。
初期研修で養った、初期対応のスキルが役に立つ瞬間です。
こういったさまざまな医師のアルバイト、うまくプライシングされているなといつも思うのですが、だいたい忙しさと給料は比例します。
あとは立地が悪ければ時給が割増される印象です。
兵庫といっても広いので、神戸の街中もあれば北兵庫の医療過疎地もあります。
田舎は待遇を上げないと、なかなか求人が集まらないですからね。
どんなバイト先を選ぶかは完全に個人の好みです。
忙しくても短時間で効率よく稼ぐのが好きな人もいるでしょう。
ちなみに私はまったり派です。
ふだん平日は常勤としてフルタイムで働いています。
手術も外来も、たくさん頑張っています。
なので、土日まで馬車馬のように働きたいとは思えません。
しかし常勤先の給与は少なめなので、資産形成がなかなか加速しません。
そんな私にとってまったりバイトは、ゆったりした休日と収入増による資産形成をバランスよく両立できる優れた選択肢です。
■まったりバイトは時間を有意義に使うことができる
まったりバイト最大の利点は、給与が発生しているにもかかわらず空き時間を有意義に過ごせるところです。
私がふだん行くバイト先は、いずれもまったりしたところばかりです。
もちろん診療などの業務はきちんと行いますが、待機時間がそれなりにあり、業務が何もない間は読書やネットサーフィン等が可能です。
学会発表の準備をしたり論文・教科書を読んだりすることが多いですが、最近気に入っているのはAmazonのプライムリーディングです。
上記リンクの通り、Amazon mastercardのゴールドカードを保有している私は、同時にAmazonプライム会員でもあります。
Amazonプライム会員は、プライムリーディングに載っている本を、何冊でも無料で読むことができます。
(無料、というか厳密にはクレジットカードの年会費にPrime Readingのコストが含まれています)
お手軽な雑誌やマンガから、マネー関係の本まで手広く選択肢があります。
ラインナップもときどき入れ替わるので、飽きません。
いろいろな本を読んできましたが、記事にしたものもありますね。
>>>「図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」
>>>「インデックス投資は勝者のゲーム」①
>>>「インデックス投資は勝者のゲーム」②
>>>「3億円使ってわかった資産のつくり方」
>>>「お金2.0」
後日追記
もちろんAmazonのプライムリーディングである必然性はないので、自分の読みたい医学書だったり、持参の小説だったり、なんでもアリです。
自分が自由に時間を使える、というのが重要ですね。
好きなことに、空き時間を充てられます。
■平日忙しい若手医師は、まったりバイトで休暇と給料を両取りしよう
Amazonプライムリーディングでお気に入りの本を読みながら
ときどき呼ばれたらきちんと業務をする。
休みを満喫して読書しながら、給料はしっかり発生させる・・・
満足度の高い、個人的におすすめな医師の休日の過ごし方を、今回は提案してみました。
私の行っているバイト先だと、だいたい半日で1冊本が読めますね。
まったりバイト、おすすめです。