インデックス投資の名著を読み返してみたら、やはり素晴らしかった件



楽天証券と楽天カード
を組み合わせることによる投信積立サービスは、日本の個人投資家に衝撃を与えました。
私も当然これを利用して、インデックス投資を加速させていきます

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楽天カード+楽天証券でインデックス投資! インデックス投資は勝者のゲーム

インデックス投資に資金を少なからず割り振っていくにあたって、インデックス投資の名著を再び読み返してみました

素晴らしい本は、繰り返し読んでもそのたびに新たに得るものがあります
この本も、改めて読み返したことで、響くものがありました。

以前にも紹介したことがありますが、米国バンガード社の創業者による、インデックス投資のバイブル(聖書)ですね。

■株式市場のリターンが持つ2つの性質:①投資リターンと②投機的リターン


株式市場のリターンは①投資リターンと②投機的リターンに分解することができます。

投資リターンとは、当初の配当利回りとその後の利益成長からなるもの

投機的リターンとは、株価のPERの変化の度合い

と定義されています。

投資リターンは、いわば株式市場あるいは投資した企業そのものの、長期的な成長です。

一方で②投機的リターンは、短期的な株価のうねり・値動きによって生じたものです。
株価は短期的にはランダムに、あるいは感情的に動きます。
企業の利益や実績に比して過剰に株が売られることがありますから、そうした「株価の歪み」が利益につながりうるのです。

そして、重要なのは①投資リターンであり、②投機的リターンの影響は長期的にはごくわずかであることがデータから分かります。
( 著作権的にアレなので、実際のデータは本書を確認してください)

つまり、投資対象が適正であれば、タイミングを見計らって株式を売買しても、長期的にはさほど意味がないということです。

たとえば、インデックスファンドの代表格であるVTIの株価チャートをみてみましょう。

2018年10月~11月に、大暴落したようにみえます。

しかし、長期間のチャートでみてみればその影響がそれほどでもないことが分かります。

つまり、短期的な値動きは、長期的にはあまり大きな問題にはなりません

粛々と優良株あるいはインデックスに投資をしていく、というのは、米国株投資のパイオニアであるバフェット太郎氏も、その著書で繰り返し述べていますね。

■平均への回帰:昨日の勝者は明日の敗者


平均への回帰」は、インデックス投資を正当化する非常に重要な論拠になります。

割高な株は、どこかで大きく下げます。
割安な株は、どこかで大きく伸びます。

PER(PERが何かわからない人は「その株が割安かどうかの指標」とざっくり考えてください)は時間の経過とともに、長期的には平均的な値に回帰することが知られています。
昨日の勝者は明日の敗者」という言葉が、それを簡潔に言い表しています。

また、ほとんどのアクティブファンドは、インデックスに勝ち続けることができません
短期的に市場平均(インデックス)を大きく上回ることができても、長期的にインデックスに勝ち続けるファンドはごくごくわずかです。
優れたリターンをだしたファンドは、平均値以下まで戻ってしまう傾向(平均回帰性)があります。

その例がいくつもあげられていますが、最近の日本でいえば「ひふみ投信」はその好例に思えます。
ひふみ投信は、藤野英人氏を筆頭とする凄腕ファンドマネージャー達が運用する投資信託です。

資産規模の小さかった時期に抜群の成績を収めたアクティブ投信ですが、テレビで取り上げられ資産が流入した結果、ファンドのフットワークが重くなりました。
その後のファンド成績は、みなさんご存知の通り市場平均を下回っています

ごく限られた、市場平均に勝るアクティブファンドを見出す慧眼が自分にあるのであればそこへ投資すればよいですが、ほとんどの人は長期的にはインデックスには勝てません
「流行り」の投資に流された投資家の末路は、市場平均に劣ります

アクティブ運用がインデックス運用に勝つ可能性は、10年で9%・25年で5%・50年で2%です。
長期であればあるほど、アクティブファンドはインデックスファンドに勝てません

現在の年齢が若ければ若いほど、インデックス投資が推奨されるのはこのためです。

■なぜアクティブファンドは、インデックス(市場平均)に勝てないのか


アクティブファンドがインデックスに勝てない最大の理由はコストです。

インデックスファンドの場合は、コスト(経費)はごくわずかです。
たとえば私が保有する全米株式ETF(VTI)の信託報酬(コスト)は、執筆時点でわずか0.04%です。

アクティブファンドは1%超えのものも珍しくありませんから、コストだけで大きな差が出ます

またアクティブファンドは頻繁に売買を繰り返します
その都度利益確定の税金が発生し、さらには売買にかかわる手数料も負担しなければなりません。

複利の力で資産が加速度的に増えるのと同じように、複利のコストによりリターンの目減りも加速します
本書では「複利のコストという暴君」と呼称されています。

具体的なグラフは、本書で確認してみてください。
私はけっこう衝撃を受けました。
いかにコストが私たちのリターンを蝕むかが、よくわかります。
アクティブ運用は、税務上驚くほど非効率です。

■インデックス投資の名著を読んで

このように、私のような若い投資家にとって、インデックス投資は長期的にはもっともコストパフォーマンスに優れる最適解と思われます。

実際私は
楽天証券+楽天カードの投信積立サービス
個人型確定拠出年金 (iDeCo)
インデックス投信の定期積立を行っています。

さらに、余剰の資金を使って、VTIなどのインデックスETFを適宜追加購入しています。

 

しかし一方で、高配当系ETFなどにも投資しています。
配当金は課税されるため、税金の観点からは資産形成の効率が下がります

しかし私はそれを承知の上で、高配当系ETFも所有しています。
それはインカムゲインが利益確定になること(キャピタルゲインの含み益は、確定させるまでは実際には利益になりません)・不労所得として精神安定剤になることが大きいです。

配当金のない投資信託は、配当金を出すETFよりも本当に有利なのか

資産の最大化を目指すならインデックス投資一本がいいのでしょうが、私は資産の最大化よりも自分の幸福感を重視しているわけですね。

あとは、投資対象選びそのものにも楽しみを感じています

今月はこのETFにしようかな、あのETFにしようかな、とチャートを眺めるのが、私にとっては楽しい時間なのです。
女性があれこれ悩みながら服やカバンをウィンドウショッピングして楽しむのと、本質的には違わないのかもしれません。

人生、楽しいのが一番です。

 

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