実際のところはどうなのでしょうか。
勤務医の私が外商カードを入手してからずいぶん経ちますので、その実情を御紹介します。
■医師免許があれば、外商カードの入手は難しくない
私が外商カードを持ったそもそもののきっかけは病院への売り込みでした。
百貨店にとって真の「お得意様」は小金持ちの勤務医ではなく大金持ちの資産家だと思いますが、消費の冷え切った昨今では医師でも外商のよい売り込み先になっています。
医師は収入に対して見栄支出が多いので、そういう点ではお得意様かもしれません。
私の職場にもある日、大丸から勧誘の郵便が届き「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」への入会を決めました。
ちなみに百貨店の中でも外商カードの閾値に高低があるようで、大丸はもっとも門戸が広く若い顧客層への営業も熱心のようです。(だからこそ私にも勧誘があったのだと思います)
阪急LOVEの友人は、カウンターへ「私は医者だ、外商カードをつくってくれ」と直談判しに行って見事成功した人がいました笑
なんにせよ医師免許の社会的信用は高く、外商カードの入手はさほど難しくないようです。
■大丸松坂屋お得意様ゴールドカード
年会費3000円(税抜)、大丸・松坂屋での年間購入額が70万円を超えれば翌年度無料になります。(私は120%超えません笑)
ゴールドカードなので空港のラウンジも使え、自動付帯の国内外旅行保険も充実しています。
海外旅行保険については、こちらで詳しく解説しています↓
そして何より、一番のメリットは割引率でしょう。
前年度の買い物額により差がありますが、割引+3%デーが頻繁に開催されているので10%引は確保できます。
(もちろん、割引額を増やすために余計な支出を増やすのはおすすめしません)
商品券との併用が可能なので、割引だけおいしく頂きつつ商品券を使用して懐は痛まない、という最強の活用もできます。(医師免許を活用して商品券を大量に取得する方法があるので、いつか記事にしようと思います)
私はamazonギフト券・図書カードと同様に百貨店の商品券についても使いきれないくらいに貯まっており(消費額よりも取得額が恒常的に上回っています)、ここ2年ほどはamazonや百貨店に対して身銭を一切使っていませんw
他にもいろいろ優待やサービスがありますが、たとえば・・・
大丸ミュージアムの特別展優待など
特別展の入場料が無料になったり(美術好きの私はしばしば活用しています)、食品売り場や館内飲食店の無料券をもらえたり、クラブオフに入会できたり、いいことづくしです。
大丸東京店 ラウンジ優待
東京駅直結の大丸東京店ではラウンジも使えます。
上京は飛行機派なのであまり使わないのですが、出張ついでに行ってみました。
金曜日から、出張で東京に来ています。
大丸東京の、外商顧客向けラウンジにはじめて寄ってみました^-^/ pic.twitter.com/eHpFqPR5Op— Dr.Koala (若手眼科医・ブロガー・婚活芸人) (@Dr_Koala_JAPAN) November 10, 2018
外商限定の招待制セール
お得意様限定催しへの招待もあります。
■外商カードのデメリット
年会費がかかります。ただし3000円なので、百貨店で3万円以上使うという人はつくったほうが得でしょう。
もろもろの優待や旅行保険を考えれば、3万円も使わなくても十分お得かもしれません。
私はさほどぜいたく品に興味がありませんが、女性へのプレゼントを含め贈答品を買う際には外商カードを重宝しています。
一般人の感覚として、老舗百貨店の袋に包まれているのと通販で買ったものとだと、悲しいかな商品が同じでも印象が変わってしまいます。
そんなところでけちっても仕方がないので、無駄遣いの嫌いな私でもTPOに合わせています。
一般に思われているような月※万円購入といったノルマや担当者との折衝は一切なく、商品を持って家にやってくることも全くありません。
担当者とはカード作成時に電話で20秒ほど挨拶をしただけですw
毎月何百万円も使っていたらむこうも放っておかないかもしれませんが、私のような零細消費者はただただ利点を享受できます。
■医師と外商カード まとめ
百貨店で年間3万円以上消費する医師には、外商カードがおすすめです。(ほとんど全員だと思います)
年間3000円以外の不利益は一切なく、ただただメリットを享受できます。
また百貨店商品券を打ち出の小づちのように生み出すことで(いつか記事にします)、無敵の外商活用術を実現できます。
大丸松坂屋ゴールドカードを含めた、私の保有クレジットカードのラインナップはこちら↓
外商に興味がある方向けに、こういった本も出ています。
フジテレビでドラマ化されたのを覚えている人も多いのではないでしょうか↓