銀行の窓口へ、久しぶりに行ってみた

口座のある銀行3行に野暮用があり、先週の平日に行ってきました。
そこでいろいろ思ったことを記事にしてみます。

AI・フィンテックの発達により、銀行業界は再編を迫られている

2017年末、日本の三大メガバンク(三菱東京UFJ・三井住友・みずほ)が大規模なリストラを発表しました。
かつて就活で花形だった銀行は苦境に立たされています

ネット銀行はその低コストから若年層を中心に人気があります。私の投資関係の主要口座もSBI証券および住信SBI銀行です。

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家計簿は以前からエクセルでつけていますが、資産の把握はマネーフォワードで行うようになりました。

いまさらながら、マネーフォワードを使用開始

このようにフィンテックは私たちの生活に浸透しつつあり、それと引き換えに旧態依然のメガバンクを取り巻く環境は厳しさを増しています。
これまで既存の大手銀行(や証券会社)が金融庁の言う「顧客本位」の取引をせずに胡坐をかいてきたしっぺ返しとも言えるでしょう。
いまや外資の証券会社でもトレーダーは風前の灯火で、取引はほとんどプログラムに沿ってコンピューターが行っています。

既存メガバンクは固定費がかかりすぎている

銀行業務はインターネットやATMがあれば事足りることが増え、都心の一等地に大きな支店を持つ価値が下がりました。
私の場合支払いは可能な限りクレジットカードですのでほとんど財布の中の現金が減りません。その補充のためにせいぜいATMに月1回寄る程度で、窓口へ行くのは平均すると年に1回程度でしょうか。
インターネットに慣れ親しんだ層ほど私のように銀行へ行く機会が減り、またそうした層はこれからどんどん増えていきます。
このようにニーズが無くなっていく中で、旧来型の体制のままだと余った人件費や固定費は業績を圧迫していきます。家計でも企業でも、固定費をいかに削減するかが運用の肝です。

銀行の窓口

神戸のメガバンク2行と元外資の富裕層向け1行へ行ってきましたが、すべてに共通したのは好立地・余剰の目立つ窓口人員でした。
無駄に広すぎるスペース、全然使われていない応接室、私の居た30分間たまに挨拶をするだけで突っ立っているだけの案内員。
言葉遣いも身なりも綺麗ですが、 表面的で慇懃無礼です。(医療従事者もよく似ているので、よくわかります笑 自戒も込めて)。
予め要件を聞いておき先に記載できる書類を書かせておくところ、すべて窓口で一から手取り足取りなところなど、要領は様々でした。
御年輩の方なんかはフルサービスのほうがいいのでしょうが、それでもすべてを窓口でする必要はなく、明らかに暇している案内係が少しでもそれを肩代わりすれば全体の流れはもっとよくなるはずです。
外部からみれば、改善すべき点はたくさんあるように思えます。

医療従事者として

昼間の忙しい時間に行きましたから、どこもそれなりに待ち時間がありました。(だからこそいろいろ観察できましたw)
病院も銀行と同様に保守的で形式ばった部分があり、待ち時間が長いのも似ています。
待ち時間を減らす工夫・窓口対応や人員配置等、医療機関でも工夫の余地・応用の余地が大いにあります。
病院も自動診断や遠隔医療などAIがさらに浸透してくるでしょうから、長い目で見ると他人事ではなく銀行と構造的には大差ないかもしれません。他山の石として自分たちの日常を振り返るべきです。

投資家として

比較的高配当、割安で放置されているのが銀行株です。
それだけ魅力がない(成長しそうにない)と思われていることの裏返しでもあります。
久しぶりにいろいろと目の当たりにして、やはり消費者としても投資家としても魅力的には移りませんでした。
高配当はそれだけで投資妙味がありますが、金融株は不況に弱いのもマイナスポイントです。

もちろん今後の大幅なリストラ・事業見直しで企業体質が大きく変わる可能性もあり、それに賭けるという戦略も一考の余地はあります。
割安に放置されているうちにインカムゲインを享受し、体質改善で膨らんだところを売り抜けるというのはある種の理想ではあります。

投資をしていると、今まで見ていたものも別の視点から考えるようになります。
こういうのも、投資の楽しさの1つですね



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