Dropbox Plus 医師のクラウド活用術


ずいぶん昔から知られていますが、その有用性はやはりずば抜けており現在でも私が愛用しているライフハックツールです。

■群雄割拠のクラウド業界

クラウドという言葉が広まってから長い時間が経ちます。
Sugarsync、Google Drive、Dropbox...
各社それぞれにサービスをリリースし、しのぎを削ってきました。

何年も前から(大学入ってすぐ頃w)私はSugarsyncを使っていました。
他のサービスとは異なりクラウド用の別フォルダを作る必要がなく、環境がそのまま同期されるからです。
ただし同期ミスがちらほらあったために安定性に優れるDropboxに移りました。

■マルチデバイスユーザーに最適の環境


複数のITデバイスを併用している人にとって、クラウドによる端末間同期は相性が抜群です。
たとえば私はノートPC、デスクトップPC、iPad、iPhoneを使用しています。

適材適所のマルチデバイス環境で、生産性は加速する

そうした複数の環境で同一のものを扱う作業において、正確な同期機能を持つDropboxは私にとって最適なサービスでした。
同期の安定性・正確性が同業他社と比較して図抜けているのです。

当初は無料ユーザー(2GB)でしたが、あまりに快適なので今では有料会員=Dropbox Plusです。

以前は手動でHDDにバックアップをとっていましたが、HDDは故障も多く時間的・費用的コストもかかっていたのが一挙に解決しました。

マルチデバイス環境は、SIMフリー端末と格安SIMを組み合わせることでさらに快適にすることができます↓

SIMフリー携帯とMVNO(格安SIM) 国内外で便利にお得にスマホを使おう

■医師のDropbox活用術

私の場合は論文pdf、発表などのpptファイル、眼科関連の自分のまとめノート、手術動画等が同期されています
家で腰を据えて作ったpptファイルがノートPCに同期され、職場で上司に見てもらい修正するとまたすぐに家で作業が再開できます。こんな快適な環境はないです。
救急疾患の対応方法も、丸暗記できればいいのですがそこまで私は賢くありません。
そこでiPhoneですぐに見られるようにしておくと、手ぶらでいったアルバイト先でもすぐに最善の処置をすることができます
めぼしい自分のオペ動画もiPhoneやiPadに入れてあり、勉強会やら学会やらで手術の上手い先生を見かけたら、その場でさっと見てもらいアドバイスがもらえます

■同期項目の選択

デバイスによってストレージに差がある場合もあります。
私のノートPCはストレージが少ないのですべては同期しておらず、出先で使うような医学系の重要なものを絞って同期してあります。
こうした微調整も容易です。

■Dropboxの注意点

オンライン環境がないと、同期することはできません。そのため私のiPadはCellular版でどこでも通信可能、またノートPCはiPhoneのテザリングでこの問題をクリアできます。

また海外のサーバー(「クラウド」)に保存するということは、セキュリティ上の懸念をゼロにすることはできないということを意味します。基本的にはセキュアなシステムのはずですが、自分の手元ではないところにデータを置く以上100%安全、とはいきません。患者さん等個人情報の扱いには気を付けておくべきです。

■医師のためのDropbox まとめ

Dropbox PlusはiPhone、iPad、PCなど複数のデバイスを使うユーザーにとって最適のソフトウェアです。
2TB=2048GBのストレージを使用できます。(以前は1TB=1024GBでしたが、増量されました♪)
私はデスクトップのデータをほぼまるごと同期してあり、最新環境がいつでもどのデバイスでも使え、バックアップも常に取られてあるという手間いらずの状態を保っています。
PCを立ち上げると即座に同期され、最新のコンテンツにアクセスできます。デバイスの違いは"箱"の違いでしかありません。
パワーポイントやエクセルなどを頻要する医師にとって、出先でも家でも閲覧・作業ができるというのは非常に快適です。

 

また自宅ではデュアルディスプレイ環境にすることで、さらに生産性を飛躍的に向上させることができます。

デュアルディスプレイのすすめ

キーボードやマウスの無線化・高機能化も、生産性を高めるのに有用です。

 

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