医師の節税 ふるさと納税は最優先!


節税対策を考える際、医師が真っ先に考えるべきはふるさと納税です。
時間効率を追求し、要領よく節税していきましょう。

ちなみに節税全般についてはこちら↓

医師の節税 総論:高所得者ほど効果大!

■なぜふるさと納税が最優先なのか

理由① ふるさと納税は損をしない

投資には元本割れリスクがありますが、ふるさと納税は絶対に損をしません
2000円だけ負担はありますが、あとは自己負担なしでひたすら商品がもらえます

理由② ふるさと納税は高所得者ほど有利

累進課税のせいで(おかげで?)、我々医師の寄付可能金額はかなり多いです。

行政の立場から言えば「ふるさと納税」ですが、消費者の立場からすると「所得連動型カタログギフト」なんです。
所得が高ければ高いほど、ふるさと納税の効果は高まります。

>>>個別の概算のシミュレーションも、ここで簡単にできます

理由③ ふるさと納税は申請が容易

ネットショッピング感覚でオーダーできます。
5か所以上の自治体に申請する場合には確定申告が必要ですが、日ごろ確定申告している医師であれば手間は皆無です。

■どれを選ぶ? 乱立するふるさと納税サイト

ふるさと納税のポータルサイトは乱立しています。それぞれに取扱い商品が異なり、少しずつ個性があります。
しかし時間単価の高い医師の場合にはそんな小さな差のために比較検討する時間や労力を割くことは無駄で、本末転倒です。

ここでは代表的なおすすめサイトを紹介します。

ふるなび


個人的なイチオシは>>>ふるなびです。
サイトが見やすいこと、電化製品のラインナップが豊富なこと、寄付金額に応じてAmazonギフト券のキャッシュバックがあることなどが理由です。
(※>>>医師免許をお持ちの方はこれとは別に、Amazonギフト券を量産する方法があります)

給与所得の多い医師の場合、寄付可能金額もかなり高額になります。
そんな中で寄付1万円の食料品をたくさん選ぶのは大変だし、家が食料品まみれになります。
便利で高額な電化製品をもらっておけば、寄付枠がずいぶん消化しやすくなります

時期や年にもよりますが、テレビ・パソコン・タブレット・ダイソン掃除機・カメラなど、充実のラインナップが特徴です。

モバイルバッテリーもとても便利ですね。

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さとふる

さとふる
>>>さとふる取扱い自治体数の豊富なサイトです。
ここはとにかくユーザーフレンドリーです。
サイトは見やすく、また寄付後のレスポンスも迅速です。
いろんなサイトで寄付してみるとわかりますが、1か月以上音沙汰のないところもあります。
時間に余裕があればいいですが、年末の駆け込み等の急ぐときには速さは命です。
自治体数もほどよく多いので返礼品の選択肢としては必要十分だと思います。

ふるさとプレミアム

ふるさとプレミアム
>>>ふるさとプレミアムは、取扱い自治体数は多くありませんが、①ふるなびと同様に家電の扱いがあります。
長野県飯山市が参加しているので、iiyamaディスプレイでデュアルディスプレイにすることもできます。

デュアルディスプレイのすすめ

キャッシュバックも熱心ですね。
①ふるなびと同じく、永続的かはわかりませんがAmazonギフト券のキャッシュバック制度もあります。

■ふるさと納税 返礼品の選び方

総務省の指針により、寄付金額の還元率は30%程度と目安が決まっています。(たまに40~50%程度のものもありますが)
10万円寄付したとすれば、3万円相当の商品を頂けるということです。

基本的には好きなものを選べばいいのですが、個人的な選び方をご紹介します。
とくに寄付金額の大きい医師は、方針を立てておかないと選択肢が多すぎて選べませんw

①金券・ギフト券の類をまず探す

現金に近ければ近いほどその価値は高く、自由に使うことができます
1万円のお米をもらうより、1万円のAmazonギフト券のほうが便利なのは当たり前です。

ただ最近は総務省の対応が厳しくなってきているので「旨味」のある返礼品は減ってきていますが...。

タイミングもあるようですが、返礼品として金券・ギフト券があればぜひゲットしましょう

2018年のふるさと納税は、たまたま40%還元の百貨店商品券が③ふるさとプレミアムに出ていたので、大半をそれに使いました。
同じくAmazonギフト券の40%還元もありましたが、ますます使いきれなくなるので止めましたw

2017年も、一部はANAの商品券にしました。(必ず使うことがわかっていたので)
必要経費を商品券でまかなえるなら、それはつまり支出の削減=可処分資産の増加です。

ふるさと納税 ANAのスカイコインで支出を抑える

②テレビや掃除機など、今必要な電化製品を選ぶ

上述の通り、家電の取り扱いは①ふるなびの圧勝です。
寄付可能金額が大きい場合には、電化製品で一気に枠を埋めることができます

③保存のきく生活必需品で残額を埋める

米、お茶、肉類(量が多ければ分けて送ってくれるところも)など、日常生活で必ず購入するもので、残りを埋めるのがベストです。
本来購入するはずだった費用が、そのまま節約になるからです。

宿泊チケット等もよく見かけますが、利用日に制限があったり期限があったりと使いにくいです。
また一見おトクに思えますが、元々は予定されていなかった旅行が増えたことにより本質的には支出が増えることになります。
せっかくの節税でも、ぜいたく出費が増えてはあまり意味がありません

もしも旅行したいのであれば、日用品をもらい支出を浮かせ、そのお金で計画する方がフレキシブルです。
宿の選択も、返礼品と異なり好きな場所を選べます。
現金はいかなるサービスにも変換できる、最も価値のある万能な資産です。

カタログを眺めるのは楽しいですが、ささっと日用品を選んで本業に励むのが、医師にとっては最も効率的と思います。

■ふるさと納税 まとめ

資産形成の第一歩として、とにかくまずはふるさと納税だけでも始めましょう。

金額をシミュレーションして
ポータルサイトに登録して
効率よくほしいものを選べば、それだけで最適解です。

ぜいたく品を選ぶのではなく、本来払うはずだった支出が減るように選ぶのが、個人的にはおすすめです。
カタログを眺めて妄想するのも楽しいですけどね。

 

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