今後の投資方針について


投資の勉強をしていると、いろいろな方法・考え方があるものだと日々感心します。
モメンタム戦略、バリュー投資、配当金再投資、etc…
勉強をすればするほど

◆過去のパフォーマンスはあくまで過去のものであり未来を保障するものではない
◆ひとつの方針に固執することは相対的にハイリスク・ハイリターンである(分散投資の重要性)
◆超長期の視点で見れば、やはりパッシブなインデックス投資を時間・空間分散させることが最もリスク・労力に対してリターンの効率がよい

というようなことを思います。今後の方針について、暫定ではありますが改めて考えてみました。

■米国高配当株戦略は最適解なのか

高配当株は一般にディフェンシブで不景気に強く好況時の伸びが悪いです。
将来のキャピタルゲインを代償にすることで、安定的なインカムゲインという精神安定作用・収入安定作用を得ます
また配当により利益が確定します。(含み益それ自体は、確定しない限りキャッシュにはなりません)

配当金の意義については、こちらで議論しています↓

配当金のない投資信託は、配当金を出すETFよりも本当に有利なのか

投資資金を拠出するたびに自分の年収が増えていく感覚はとても心地よく投資のモチベーション維持にもよいものですが、それが本質的に合理的とは限りません

そう考えると高配当再投資戦略は安定的ではありますが、超長期ではインデックスに劣る可能性が高いです。
「成長の罠」という言葉もありますが、インデックスが繰り延べしている税を前払いし種銭を毀損しているのも事実です。

そもそもシーゲル教授の高配当戦略はあくまで部分的なリターン補完戦略であって、それを主軸にすべきと主張しているわけではありません。

私自身
◆年齢を考えると投資期間は今後数十年にわたる
◆眼科医という仕事が好きで大変にやりがいを感じており、別にアーリーリタイアしたいわけではない(安定的な配当金があるに越したことはないが、給与という優秀な安定所得を今後も長期間見込める)、つまりインカムゲインを最優先に拡大していく必要はない
◆本職の仕事内容・給与は充実しているので、投資資金を最大化したいのではなく投資効率を最大化したい (投資に関しては、ほどほどの労力でほどほどに稼げればよい)

という状況を考えると、米国高配当株への一極集中は好況時の経済成長から取り残されてしまう恐れがあり、最適解でない可能性があります。
本来の分散投資の意義よろしく、高配当戦略に加えてインデックス部分との両立を図ります

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現在は好況が続いており景気敏感株の割高感は否めないので、市場動向を見ながら数年以上先のリターンがよくなるように配分していきます。

■個別銘柄とETF

一般に個別銘柄はハイリスクハイリターンETFは分散が効いているためミドルリスクミドルリターンの商品です。

優れた先見の明、会計・財務知識、運があれば個別銘柄投資は大きく市場平均を上回る可能性がありますが、破綻リスクやスピンオフ(一般口座に移されてしまいます)などの手間が生じる可能性があります。

いろいろと投資の勉強をし銘柄分析をしてみた結果、医師免許という優良資産を持つ自分としては個別銘柄の選定・メンテナンスに割く時間は費用対効果が小さいと判断しました。
ETFは上位の優良企業と下位の不良企業をセット購入してしまうため、上位企業のみを買い揃えた方がパフォーマンス自体はいい可能性がありますが、専業投資家ではない私にとってはそのリスク・手間をかけるほどの差は出ないと考えました。

米国株式

したがって優れたETFへのアクセスが容易な米国株に関しては、一部の例外を除き今後なるべく新規の個別銘柄は買わずにETFで対応することにしました。

日米以外の先進国株式

米国外企業の個別株ADRに関しては、税制上有利なうえに安定感等魅力のある銘柄が多く国際分散にもなるため扱いを検討中です。

VEA等の先進国企業のインデックス投資は今のところ、米国株を押しのけてまで投資の中心とすべきほどの魅力は感じません…

VEAの価額変動↓

日本株式

「海外機関投資家の”おもちゃ”」である日本市場については、単純なパッシブ投資でのパフォーマンスは長期的には優れないと考えているので、お楽しみ程度の個別銘柄購入とします。
私のような素人零細投資家には難易度の高い市場です。

日本株特有の優待制度等、楽しく投資が続けられるようにお気に入りの企業がバーゲンになっていれば投資を検討しようかなという程度です。
生活基盤や給与所得等ありとあらゆるものが日本をベースにしているので、投資に関してはじり貧・斜陽の国ニッポンは脇役以上にはなりえません

新興国株式

新興国株も、値動き的には長期間の定期積立が正しいとは到底思えず国際分散のための逆張程度の位置付けで考えています。
個別株はボラティリティが高すぎるので、買うとすればVWO一択です。今のところは分散のためごくごく少額、eMaxis Slimを投信積立しています。

上記いずれも米国株とは値動きが異なるので、一定割合保有しておくことはそれなりに意義があると思います。

※私がETFを中心に資産形成している理由です↓

医師投資家が、ETF(上場投資信託)を購入する理由

■セクター概念の強化

過去のチャートを眺めていると、セクターによって大きく値動きやパフォーマンスが異なることに気が付きます。
例えばVTIとHDVを比較しても構成するセクターは大きく異なり、それがそのままインカムゲイン・キャピタルゲイン等の差になりETF自体の特徴となっています。

エネルギーは値動きが激しい、恐慌時に金融セクターは暴落ししばらく立ち直れない、生活必需品はディフェンシブ、などといった傾向があります。

そこで自身の保有セクター状況も踏まえながら、セクターを意識して投資対象を選別しています。
個別銘柄は追い切れないですがマーケットの流れを見るのは楽しいため、セクターETFの活用が私にとっては向いているように思います。

今は投資総額が少ないので変動やブレが大きいですが、資産が増えるにつれてだんだんいい塩梅になっていくはずです。

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